読む

最近また読書ブーム到来。元々親から「活字中毒」と言われるほど読書は好きで、前職のころは通勤時間が長かったので、電車の中でよく本を読んでいた。

今の家に引っ越して、通勤時間が短くなり連動して読書量も減ってきてしまったが、最近はもりもり、たくさん読んでいる。

以前はエッセイ系、特に食関係のものが好きだった。今も好きだが。食べ物が出てくる本に嫌悪感を抱く人は少ないだろうし、むしろ幸せな気持ちになれるからだ。

最近読むのは小説、しかも無意識に恋愛系ばかり手にとってしまう。。インスタで「好書好日」という本のサイトのアカウントをフォローしているのだが、その中の恋愛小説特集で紹介されていた作品たちに心惹かれてしまったのだ。

一作目は「錦繍」。

錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)

錦繍(きんしゅう) (新潮文庫)

 

離婚した男女の往復書簡。

二作目は「マチネの終わりに」。

マチネの終わりに

マチネの終わりに

 

大好きな石田ゆり子さん出演で映画化される作品。

どちらも心をぎゅーっとされる程、素晴らしかった。今自分が考えていること、悩んでいること、全てを包み込んで肯定してくれるような作品だった。

というか、小説を読むと自分の考えや行動と重ね合わせてしまう…のは何故だろう。

作品の感想はまたじっくり書きたい。

本当にこれで良かったのか?と考えることが多い最近だが、本に出てくる言葉一つ一つに心を支えてもらう日々。

 

おやすみ

今日は割と充実した休日を過ごせた。

8時に起きて、朝ごはんきちんと作って、洗濯して。で、所用でちょっと青葉台に行き、そのあとは横浜へ。横浜駅から徒歩でみなとみらいまで行ってみたり。(そういえば前の前の恋人とデートで行った以来かも)

みなとみらいでは、横浜美術館へ。招待券を戴いていたので、「イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるもの」を観に。久しぶりにゆっくりと展示を観れた。でも個人的には企画展の方より、コレクション展の方が好みだったかも知れない。いいなあっと思った作品の作者が、高校の美術の先生だったときにはちょっとドキッとした(多分)。

遅めのお昼はちょっと奮発してシェイクシャックへ。無性にあのバターが塗ってある?高カロリーそうなバンズとお肉が食べたくて、、そしてコーヒー飲みながら、やっと購入できた「マチネの終わりに」を読む時間、、穏やかだったなあ。

でも、なんだか満たされない。毎日毎日満たされないし、不安だし、一体どうしたら良いもんだ。心は表面上落ち着いているのだけど、奥の方がざわざわする感じ。

取り留めもない感じになったけれど、、こういう一人でずっといる一日って、考えばかり巡らせて、こんな気持ちになるんだよなあ。

初詣

遅ればせながら(すぎる)、初詣という名の神頼みをしに友人と鎌倉へ。この歳になると神さまにすがりたくなる、、

けれど最終的にどうにかするのは自分。だから最近は、「力を貸してください」というような気持ちでお参りをするようにしている。が、私も狡くて頼りない人間なので、本心的には「マジでどうにかしてくれ」とかは思っている。

ともあれ、久しぶりの鎌倉なので観光も兼ねて散策。朝はイワタコーヒーでご飯。テラス席に通してもらって気持ちよかった。

そして鶴岡八幡宮へ。

f:id:bunbunbun07:20190121210139j:image

外を歩くのが気持ち良いほどの快晴〜お参りをして、友人はおみくじを。私は前に京都でひいたおみくじの効果を信じたくて今日はひかず。良い結果のおみくじがでると、その後ひきたくなくなる。。これ、どっちが良いんだろうなあ。あとは自分用にお守り購入。美心守というもの。「真の美しさと清らかさは内面から。美しい心に神様の徳(しあわせ)が宿るように」ということで、私の汚い心の浄化を図る。ご利益があるかどうか…は私次第だけど、こういう所に行ったりすると少し前向きな気持ちになる。

その後は友人たっての希望で、gramへ。指輪を作ってきた。2回目となる今回はシルバーの重ね付け用の指輪を。

f:id:bunbunbun07:20190121210651j:image

元々シルバーのピンキーリングをつけていて、これに合うシルバーリングが欲しかったので大満足。友人は結婚指輪に重ね付けする形だったけれど、こちらも激かわいかった。

f:id:bunbunbun07:20190121210835j:image

gramの職人さんたち、見た目は無口で取っ付きにくそうな方もいるけれど、リクエストを瞬時に理解してくれて、要望以上のものを創り出してくれて…これこそプロだなあと思った。ステキなお仕事。

その後はフラフラお散歩。

f:id:bunbunbun07:20190121211013j:image

美味しい鎌倉野菜のパスタを食べたり、

f:id:bunbunbun07:20190121211053j:image
f:id:bunbunbun07:20190121211050j:image

素敵な紅茶店に行ったり、本当に楽しかった。

友人と別れたあとは、温泉にじっくり浸かって帰宅。満ち足りた一日を…最高だった。

前日に猛烈に嫌なことがあったのだが、気持ちをリセットできた。こういう風にのんびり楽しく一日を過ごすのって大事だし、付き合ってくれる友人がいるって本当に幸せなことだな。

映画

実を言うと映画を観るのがあんまり得意ではない。ハラハラするのが苦手なので、映画特有の中盤らへんで「えーっどうなっちゃうの?!」的な展開は本当にゴメンなのだ。なので単調で穏やかな作品は何となく頑張って観ることができる。

そんな私だが、新年早々2週連続で映画館へ行った。

1つ目は「ボヘミアン・ラプソディ」。

f:id:bunbunbun07:20190116222833j:image

クイーンの音楽も、フレディ・マーキュリーの名前もただ聞いたことがあるだけ。なのにライブシーンで歌声を聴いていると文字通り「魂が揺さぶられる」感じ。音楽の偉大さを実感したなあ。本当は寂しがり屋でずっと満たされないフレディ・マーキュリーがなんだか可愛らしい。

2つ目は「アリー /スター誕生」。

f:id:bunbunbun07:20190116223221j:image

予告編を観て、珍しく「観てみたい!」と思った作品。ガガ様、ナチュラルで美しくて可愛らしかった。色々ありながらも自分に素直に生きている感じ。だからこそ傷ついたり迷ったりしているけれど、観ているこっちはなんだか気持ち良い。最後はガッツリ泣いたなあ。あとは歌が最高だった。「シャロウ」は今でも頭の中で再生されている位印象深い楽曲。

映画が苦手な理由のもう一つの理由は、登場人物に感情移入しすぎて、彼らのその後が気になって辛くなるからなのだが、今回観た作品たちは、ラストもすっと受け入れられて辛い気持ちなんてなかった。

連続でこんな良い作品に出会えるなんて。新年早々、幸先良いとか思ってみたり。(単純)

2018

いよいよ終わってしまう。

今年も本当に色んなことが起こった。でもその分、今までよりずっと強くなれた(気がする)一年。何も起こらなかったら何も成長出来ないけど、色んな課題があった分得るものが多いんだよなあ。その時は辛くて嫌でも、今思えばプラスになっているって感じられるんだから、有り難いもんなんだ。

特に仕事では11〜12月、今までの自分の取り組みが試されるようなことが多かった。転職した2年前から今まで、本当にこれで良かったのか…ずっとずっと悩んできたけれど、それで良かったんだと肯定してもらえたような出来事もあり。なんか報われた気がして嬉しかったなあ。

それから今年は今まで以上に他人のことを考えた1年だったかも知れない。誰の助けにもならなかったけど、色んな人の想いを感じて辛くなったり嬉しくなったりして、ある意味人間らしい年だった。

来年は、仕事については調子に乗らず驕らず初心を忘れず、だけど好奇心を持って色んなことにチャレンジしていきたいなあ。プライベートも友達も家族も大切に、自分の生活も改めて丁寧に見直して、ちゃんと思いやりのある人になりたい(すぐキレてしまうようになってるから)あとはまた旅行いきたいし、楽器もちゃんとやりたいし!とりあえず気合だけは十分なので、この気持ちをなるべく維持できるように頑張ろう…

そんな2018年の最後は友人と銀座へ。billsで美味しいアフタヌーンティーを。

f:id:bunbunbun07:20181231191527j:image

お腹いっぱい大満足。良い1年の最後を過ごせた!

来年も良い年になりますように。

CDJ 18/19

何年振りだろうのCDJ。BUMPファンの友人がチケットを取ってくれて行くことができた。

大学生のころに2〜3回行ったけど、社会人1、2年目は大晦日も仕事だったし、そもそも誰かに誘われないと行かないし…で本当にお久しぶり。しかも行くときはいつも大晦日のカウントダウンの日だったので、大晦日前に行くのは今回が初めて!

f:id:bunbunbun07:20181229015633j:image

以前と変わっているところも結構あったけど、1番変わったのは自分の周り方。無理しなくなった(笑)気になるアーティストをちょこちょこ聴いたり、休む時は休んだり。そのおかげか体力ない私でも無事に最後まで過ごすことができた。

今回聴いたのは

欅坂46

・ねごと

Little Glee Monster

東京スカパラダイスオーケストラ

indigo la End

藤原さくら

Mrs. GREEN APPLE

スキマスイッチ

BUMP OF CHICKEN

あとは音漏れでサイレントサイレンとか。初めて聴くアーティストが多かったなあ。

スカパラは丁度会場着いたタイミングで、CMで流れてる曲が始まって、小躍りしながら中に入っていったなあ…思わず身体が動き出すってこのことか。盛り上げ方が流石!としか言いようがなかった。私も一緒に演奏してみたい…

さくらちゃんは、たまたま前日にラジオでCDJ出るっていうのを聴いて、これは聴かなくては!と思い。音楽好きっていう気持ちが伝わってくるし、バックバンドの皆さまも上手すぎて最高。

indigo la Endも兼ねてより聴いてみたかったグループ。前にYouTubeで聴いた楽曲が個人的に大ヒットだったので。(まさかボーカルがゲスと同じ人とは思わなかった…)スタイリッシュで、だけどノリやすくて耳にすっと入ってくる感じが心地よかった。相方は川谷氏のカッコよさに衝撃を受けていた。

そして今回、1番の衝撃はMrs. GREEN APPLE。相方さんのご希望で聴きに行ったけど…なんだ、最高すぎるし、今まで知らなかった自分が非常に悔やまれる。「WanteD! WanteD!」「青と夏」のノリの良さも気持ちいいし、新曲「僕のこと」の歌詞、バンドの雰囲気も素敵だったし。今度は単独でじっくり聴いてみたい。

それから今回の1番の目的。BUMP OF CHICKEN。言わずもがな、で最高だった。とりあえず今日の会場ではBUMPのグッズ身につけている人が多すぎだし(もしくはCDJオフィシャルかヤバTしか見かけないくらい)、何より広すぎるくらいの会場で規制がかかるくらいの人が集まるところで、彼らの圧倒的な人気の高さを思い知った。

1曲目「スノースマイル」スタートはファンにとってたまらない出だし。「望遠のマーチ」の時は、「希望」「絶望」をみんなで全力で叫ぶ空間を作る、という発想を持つ彼らは、なんて人たちなんだろうって本気で考えはじめて大号泣。(自分でも打っていてよくわからないけど)それから、始まる前に相方さんに「これは聴きたい!」と言っていた「ギルド」「虹を待つ人」を演奏してくれたのは本当に嬉しかった。特に「ギルド」は今の自分にとても響く曲。1年の最後に聴けたことに感謝。想定より早く演奏終わってわたわたしてたり、藤くんの最後の挨拶が愛に溢れすぎていたり、本当に本当に最高の時間だった。このステージに立ち会えて、藤くんの言葉を借りれば、来年も大吉になれそうな予感だよ。

久しぶりのCDJ。純粋に、そして自由に音楽を楽しむって、シンプルに最高だなって思えた。実はまた明後日もいくけれど、楽しみで仕方ない。

f:id:bunbunbun07:20181229022525j:image

 

さくら展

書きたいことは沢山あるのに、忙しさにかまけてなかなか書けず…ちゃんと心の余裕を保てる人になりたいなあ。

最近楽しかったことの一つ、念願の「カードキャプターさくら展」に行って来た。六本木でやっている展覧会。

f:id:bunbunbun07:20181217224133j:image

小さい頃から大好きな漫画の一つ「カードキャプターさくら」。一時期熱が冷めていた時期もあったが、大学の時に再ブーム到来。というのも、作曲の先生の授業で、3期目のOP「プラチナ」の作曲法が凄すぎる(転調の仕方が、当時としては斬新な手法を使っていたらしい)と力説しており、それをキッカケにアニメを見返したらまんまとハマったのだった。

この漫画の好きなポイントは、とにかく世界が優しい、ということに尽きる。個人の意思や考え、趣味嗜好を否定するという概念がない。

主人公のさくらちゃんはじめ、登場人物からは学ぶことが多すぎて、ほぼ人生のバイブル。特に知世ちゃんが発する言葉は小学生とは思えないものが多く、大人な自分は反省することが多い。「自分の好きな人が幸せであることが、自分にとっても幸せなこと」というような台詞があって、これは本当に心に残っている。こんな考え、昔も今も至ったことがない。そして、それを堂々と言える知世ちゃんがカッコよくてたまらない。

そして、主人公のさくらちゃん。彼女は自分のことも、周りの人のことも大切に出来る子。自分のことを大切にできなかったら、周りの人のことも大切になんて出来ないよな、って当たり前のことに気づかされる。本当に小学生とは思えない子達ばかりだ。

今回の展示では、そんな名言たちも散りばめられていて、改めてじっくりと考えさせられたなあ。

勿論美しすぎる原画たちも。

f:id:bunbunbun07:20181217224055j:image

さくらちゃん、可愛すぎる…キービジュアルのイラストも綺麗だったな。原稿も飾ってあって私の中のヲタク心が大爆発していた。

それから知世ちゃん力作の衣装が立体化していたのにも感動!

f:id:bunbunbun07:20181217224102j:image

この他にも何点か飾ってあって、あまりの精巧さに下からも覗き込んでしまった。絶対に無理だけど、知世ちゃんが作る洋服は、着てみたい。これは女の子みんなの憧れなんじゃないのかな。(勝手に)

そして極め付けは巨大ケロちゃん

f:id:bunbunbun07:20181217224059j:image

勿論一緒に写真撮影してきた。

この展覧会、同世代の女の子は勿論のこと、男の人や外国の人も来ていて、改めて世界中に愛される名作なんだ実感。

沢山の事を教えてくれたこの作品に出会えて、本当に本当に幸せな時代に生まれたな、なんて思ってしまう。