さくら展

書きたいことは沢山あるのに、忙しさにかまけてなかなか書けず…ちゃんと心の余裕を保てる人になりたいなあ。

最近楽しかったことの一つ、念願の「カードキャプターさくら展」に行って来た。六本木でやっている展覧会。

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小さい頃から大好きな漫画の一つ「カードキャプターさくら」。一時期熱が冷めていた時期もあったが、大学の時に再ブーム到来。というのも、作曲の先生の授業で、3期目のOP「プラチナ」の作曲法が凄すぎる(転調の仕方が、当時としては斬新な手法を使っていたらしい)と力説しており、それをキッカケにアニメを見返したらまんまとハマったのだった。

この漫画の好きなポイントは、とにかく世界が優しい、ということに尽きる。個人の意思や考え、趣味嗜好を否定するという概念がない。

主人公のさくらちゃんはじめ、登場人物からは学ぶことが多すぎて、ほぼ人生のバイブル。特に知世ちゃんが発する言葉は小学生とは思えないものが多く、大人な自分は反省することが多い。「自分の好きな人が幸せであることが、自分にとっても幸せなこと」というような台詞があって、これは本当に心に残っている。こんな考え、昔も今も至ったことがない。そして、それを堂々と言える知世ちゃんがカッコよくてたまらない。

そして、主人公のさくらちゃん。彼女は自分のことも、周りの人のことも大切に出来る子。自分のことを大切にできなかったら、周りの人のことも大切になんて出来ないよな、って当たり前のことに気づかされる。本当に小学生とは思えない子達ばかりだ。

今回の展示では、そんな名言たちも散りばめられていて、改めてじっくりと考えさせられたなあ。

勿論美しすぎる原画たちも。

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さくらちゃん、可愛すぎる…キービジュアルのイラストも綺麗だったな。原稿も飾ってあって私の中のヲタク心が大爆発していた。

それから知世ちゃん力作の衣装が立体化していたのにも感動!

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この他にも何点か飾ってあって、あまりの精巧さに下からも覗き込んでしまった。絶対に無理だけど、知世ちゃんが作る洋服は、着てみたい。これは女の子みんなの憧れなんじゃないのかな。(勝手に)

そして極め付けは巨大ケロちゃん

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勿論一緒に写真撮影してきた。

この展覧会、同世代の女の子は勿論のこと、男の人や外国の人も来ていて、改めて世界中に愛される名作なんだ実感。

沢山の事を教えてくれたこの作品に出会えて、本当に本当に幸せな時代に生まれたな、なんて思ってしまう。